日本歴史地名大系 「照厳寺」の解説 照厳寺しようごんじ 福井県:坂井郡金津町清王村照厳寺[現在地名]金津町清王地籍は清王(せいおう)だが、清王・山十楽(やまじゆうらく)・柿原(かきばら)のほぼ中間にあって、東面する。真宗大谷派。聯珠山と号し、本尊阿弥陀如来。当寺由緒書に文保二年(一三一八)行覚が本願寺三世覚如に帰依して越中国氷見(ひみ)(現富山県氷見市)に一宇を創立し、応安七年(一三七四)二代覚順の時、越前国吉田(よしだ)郡久末(ひさすえ)村(現福井市)に移ったと伝えるが、一五世紀以降の創立とも考えられている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報