照射ポリエチレン(読み)ショウシャポリエチレン

化学辞典 第2版 「照射ポリエチレン」の解説

照射ポリエチレン
ショウシャポリエチレン
irradiated polyethylene

ポリエチレン放射線(γ線電子線など)を照射すると,架橋反応が起こり網目状構造を生成する.

このようにして得られた照射ポリエチレンは,ポリエチレンの融点以上では,ゴム状弾性体となり,普通のポリエチレンでは溶融する温度でも形を崩すことがない.したがって,ポリエチレン製品の使用温度を高めることができる.また,融点以上ではゴム状弾性体として変形可能であるが,変形させたまま冷却すると結晶化が起こり,変形を受けた形のままの成形品を得ることができるが,これをふたたび融点以上に加熱すると,照射を受けたときの形に戻ってしまう.このように,照射時の形を記憶している種々の形状の成形品をつくることができるという点で,利用面をもっている.[CAS 9002-88-4]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

栄養・生化学辞典 「照射ポリエチレン」の解説

照射ポリエチレン

 電子線,γ線,β線などを照射することによって強度を増したポリエチレン.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

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