照日の巫女(読み)てるひのみこ

精選版 日本国語大辞典 「照日の巫女」の意味・読み・例文・類語

てるひ【照日】 の 巫女(みこ)

  1. ( 謡曲葵上」に「ここに照日の巫(みこ)とて隠れなき梓の上手の候ふを請じ」とあるところから ) 梓弓(あずさゆみ)の弦をたたきながら死者の霊の口寄せなどする巫女。あずさみこ。てるひ。〔雑俳・柳多留‐一一(1776)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android