日本大百科全書(ニッポニカ) 「照月湖」の意味・わかりやすい解説 照月湖しょうげつこ 群馬県吾妻(あがつま)郡長野原町(ながのはらまち)にある人造湖。浅間(あさま)山北東斜面の北軽井沢大学村(きたかるいざわだいがくむら)(法政大学村)の北、標高約1040メートルにある。1928年(昭和3)ごろ法政大学関係者の山荘が建てられたとき、渓流をせき止めてつくった楢沢池(ならさわいけ)の改称。大学村には学者、文化人の別荘が多く、カラマツの林と周囲1キロメートルの湖は別天地の観があり、群馬大学が譲り受けた哲学者田辺元(たなべはじめ)の田辺山荘も大学村にある。[村木定雄] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例