照魔鏡(読み)ショウマキョウ

デジタル大辞泉 「照魔鏡」の意味・読み・例文・類語

しょうま‐きょう〔セウマキヤウ〕【照魔鏡】

悪魔本性を照らし出すという鏡。転じて、社会人物の隠れた本体を写し出すもの。「政界財界癒着をあばく照魔鏡

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「照魔鏡」の意味・読み・例文・類語

しょうま‐きょうセウマキャウ【照魔鏡】

  1. 〘 名詞 〙 悪魔のかくれた本性を写し出すという鏡。また、人や社会のかくれた本体を写し出すもの。
    1. [初出の実例]「又鏡の袋を打開くに、その明らかなるは、雲仲子が昭魔鏡(セウマキャウ)といふも斯くやと」(出典読本・神猨伝‐後編(1809)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android