現代外国人名録2016 「熊朝忠」の解説
熊 朝忠
ユウ・チョウチュウ
Xiong Chao-zhong
- 職業・肩書
- プロボクサー WBCインターナショナルミニマム級チャンピオン
- 国籍
- 中国
- 生年月日
- 1982年10月3日
- 出生地
- 文山州
- 経歴
- 中国の少数民族・苗族出身で、雲南省奥地の炭鉱労働者だったが、ボクシングのヘビー級チャンピオン、マイク・タイソンに触発され昆明市の衆威ジムに入門。2006年8月プロデビュー。3年間で14戦12勝し、中国のエリート育成システムと無縁のまま世界挑戦まで駆け上がり、2009年5月WBC世界フライ級王者・内藤大助に挑むが判定負け。7月日本の粉川拓也に判定負け。2012年11月ハビエル・マルティネス(メキシコ)に判定勝ちを収めWBC世界ミニマム級王座を獲得、史上初の中国人世界王者となった。2013年6月デンバー・クエリョ(フィリピン)を判定で退け初防衛に成功。2014年2月3度目の防衛戦でオスワルド・ノボア(メキシコ)に5回TKO負けを喫し、王座から陥落。2015年2月WBCインターナショナルミニマム級王座決定戦で山本浩也(日本)を破り、王座を獲得。9月同王座を初防衛。通算戦績は、26勝(14KO)6敗1引き分け。152センチ。右ボクサーファイター。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報