現代外国人名録2016 の解説
フリオ・セサール チャベス
Julio Cesar Chavez
- 職業・肩書
- 元プロボクサー 元WBC世界ジュニア・ウエルター級チャンピオン
- 国籍
- メキシコ
- 生年月日
- 1962年7月12日
- 出生地
- シウダー・オブレゴン
- 本名
- チャベス・ゴンザレス,フリオ・セサール
- 受賞
- 年間最優秀選手〔1992年〕
- 経歴
- 10歳でボクシングを始め、アマ戦績は15戦14勝1敗。1980年2月プロデビュー。’84年9月WBC世界ジュニア・ライト級チャンピオン、’87年11月WBA世界ライト級チャンピオン、’88年10月世界ライト級統一王座、’89年5月WBC世界ジュニア・ウエルター級チャンピオン、’90年3月IBF世界ジュニア・ウエルター級チャンピオンと次々に3階級の王座を獲得。’93年9月にはWBC世界ウエルター級チャンピオンのパーネル・ウィテカー(米国)と引き分け4階級制覇を逃す。’94年1月WBCジュニア・ウエルター級タイトル戦で、フランキー・ランデール(米国)に判定で敗れ、13度目の防衛に失敗したが、同年5月王座を奪回。’95年9月5度目の防衛。’96年6月オスカー・デラホーヤ(米国)に敗れ、防衛に失敗。’98年9月再びデラホーヤに敗れ、返り咲きはならなかった。2000年7月WBC世界スーパーライト級タイトル戦でチャンピオンのコンスタンチン・ジュー(オーストラリア)にTKO負けし、引退。通算成績、110戦103勝(86KO)5敗2分け。3階級を制覇したメキシコの国民的英雄として人気があり、クールでタフな頭脳派として、“チャンピオン中のチャンピオン”といわれた。2011年国際ボクシング殿堂入り。長男のフリオ・セサール・チャベスJr.もプロボクサーとなり、2011年5月WBC世界ミドル級王座を奪取。父子王者の誕生は史上5組目。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報