日本歴史地名大系 「熊毛宰判勘場跡」の解説 熊毛宰判勘場跡くまげさいばんかんばあと 山口県:光市小周防村熊毛宰判勘場跡[現在地名]光市大字小周防 中郷中郷(なかごう)の、南流する島田(しまた)川の東に位置。近世、小周防村に置かれた萩藩熊毛宰判の勘場(代官所)で、寛永一〇年(一六三三)代官市川九郎右衛門が任命された。その管轄区域は上久原(かみくばら)・下久原・長野(ながの)・差川(さすがわ)(現玖珂郡周東町)、原(はら)・八代(やしろ)・呼坂(よびさか)・小松原(こまつばら)・安田(やすだ)・清尾(せいのお)(現熊毛郡熊毛町)、岩田(いわた)・束荷(つかり)・塩田(しおた)・三輪(みわ)(現熊毛郡大和町)、宿井(しゆくい)・川西(かわにし)(現熊毛郡田布施町)、上小周防(かみこずおう)・小周防・立野(たての)・島田・光井(みつい)・室積(むろづみ)・室積浦(むろづみうら)の二二ヵ村一浦であった。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by