熊沢復六(読み)クマザワ マタロク

20世紀日本人名事典 「熊沢復六」の解説

熊沢 復六
クマザワ マタロク

大正・昭和期の文芸評論家 愛知大学教授。



生年
明治32(1899)年4月8日

没年
昭和46(1971)年12月16日

出生地
愛知県名古屋市

学歴〔年〕
東京外国語学校文科貿易科露語部〔大正10年〕卒

経歴
大正13年築地小劇場に入り、アンドレーエフチェーホフの作品を翻訳する。昭和2年「原始人」を創刊。4年の築地小劇場分裂で脱退し、以後ロシア文学の翻訳と研究に専念し、23年愛知大学教授に就任。「文芸評論」「リアリズム文学論」などの著書がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「熊沢復六」の解説

熊沢復六 くまざわ-またろく

1899-1971 大正-昭和時代のロシア文学者。
明治32年4月8日生まれ。初期の築地(つきじ)小劇場運動参加。昭和4年からはロシア文学の翻訳とソビエト社会主義文学理論の紹介に専念した。23年愛知大教授。昭和46年12月16日死去。72歳。愛知県出身。東京外国語学校卒。訳書に「文芸評論」「リアリズム文学論」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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