熊谷直彦(読み)くまがい なおひこ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「熊谷直彦」の解説

熊谷直彦(2) くまがい-なおひこ

1926- 昭和後期-平成時代の経営者
大正15年8月19日生まれ。昭和23年繊維貿易公団にはいる。25年第一物産(現三井物産)に転じ,主として繊維部門をあるく。三井物産ポルトガル社長,本社人事部長をへて,55年取締役。さらに欧州三井物産,英国三井物産,物産インターナショナルの各社長を経験し,平成2年本社社長。8年会長。同年経団連副会長。兵庫県出身。京大卒。

熊谷直彦(1) くまがい-なおひこ

1829*-1913 幕末-明治時代の日本画家。
文政11年12月生まれ。広島藩京都詰衣紋方(えもんかた)熊谷左門の養子。岡本茂彦に四条派の画を,高倉家に衣紋道の故実をまなぶ。明治17年第2回内国絵画共進会に入賞。37年帝室技芸員。山水画,人物画を得意とした。大正2年3月8日死去。86歳。京都出身。本姓山本。号は篤雅。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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