熊野年代記(読み)くまのねんだいき

日本歴史地名大系 「熊野年代記」の解説

熊野年代記
くまのねんだいき

一冊

原本 三重県松阪市梅本家

写本 熊野那智大社東京大学史料編纂所

解説 熊野三山にかかわる諸事を編年体にまとめたもの。神武天皇三〇年から明治二四年まで記述、とくに宝暦文政の頃は詳述されている。東京大学史料編纂所蔵の写本の序によると、文政一〇年以降は欠略がはなはだしく参考にできないとしている。

活字本 熊野那智大社宮司篠原四郎氏が昭和四七年同社蔵写本を底本として謄写印刷発行。「山岳宗教史研究叢書」四に大部分収録

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android