熊野庄(読み)くまののしよう

日本歴史地名大系 「熊野庄」の解説

熊野庄
くまののしよう

現在の八雲村大字熊野一帯にあった庄園。文永八年(一二七一)一一月日の杵築大社三月会相撲舞頭役結番帳の第三番に「熊野庄三十八丁加治左衛門次郎」とみえる。地頭加治氏は東国武蔵の御家人で、おそらく承久の乱でもとの領主が没落した後、新しく補任されたものであろう。しかし当庄がいつどのようにして成立したのかはもちろんのこと、庄園の構造や領主が誰であったかも明らかでない。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む