熨斗戸村(読み)のしどむら

日本歴史地名大系 「熨斗戸村」の解説

熨斗戸村
のしどむら

[現在地名]舘岩村熨斗戸・新田原しんでんばら

森戸もりと村の西、舘岩川の右岸に位置し、対岸伊与戸いよと村。当地は盆地状の地形で、熨斗戸組二四ヵ村では最も広い平坦地である。「異本塔寺長帳」に正保元年(一六四四)のこととして「南山ニ始テ郷頭ヲ立ル」とあり、熨斗戸組の中心で、郷頭は星外記左衛門であった。「会津風土記」に「熨斗戸」とある。安永七年(一七七八)には高一〇三石余(会津鑑)。文化一五年(一八一八)の南山御蔵入領組村高帳では高一二七石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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