熱レンズ効果(読み)ネツレンズコウカ

デジタル大辞泉 「熱レンズ効果」の意味・読み・例文・類語

ねつレンズ‐こうか〔‐カウクワ〕【熱レンズ効果】

媒質温度変化に応じて屈折率が変化すること。高出力のレーザー光を用いる光学系などで生じる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

法則の辞典 「熱レンズ効果」の解説

熱レンズ効果【thermal lens effect】

気体密度が熱によって変化するため,部分的に温度が上がると屈折率も部分的に変化する.蜃気楼陽炎かげろう)などが例であるが,四極配置にした金属パイプのうち相対する2本を加熱,冷却することでガスレンズを構成させることも可能である.

出典 朝倉書店法則の辞典について 情報

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