熱流磁気効果(読み)ネツリュウジキコウカ(その他表記)thermomagnetic effect

デジタル大辞泉 「熱流磁気効果」の意味・読み・例文・類語

ねつりゅうじき‐こうか〔ネツリウジキカウクワ〕【熱流磁気効果】

熱磁気効果

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「熱流磁気効果」の意味・わかりやすい解説

熱流磁気効果
ねつりゅうじきこうか
thermomagnetic effect

熱磁気効果ともいう。金属半導体において,温度勾配があって熱流が流れている場合,外部から磁場を加えたときに電位差や新たな温度差を生じる現象。磁場を熱流に垂直にかける場合を横効果と呼び,電位差を生じるネルンスト効果,温度差を生じるリーギ=ルデュック効果が知られている。磁場が熱流と平行な場合を縦効果という。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android