熱通過(読み)ねつつうか(英語表記)overall heat transfer

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

熱通過
ねつつうか
overall heat transfer

固体壁をへだてて温度の異なる流体があるとき,高温側の一方の流体より低温側の他方の流体へ壁を通して熱が伝わる現象をいう。熱交換器の設計において重要な概念である。熱通過の良否は,固体壁両面での流体と壁面間の熱伝達率,および壁の熱伝導率とその厚さによって決定され,伝わる熱量が伝熱面積,時間,両流体の温度差に比例するとしたときの比例定数を熱通過率あるいは熱貫流率という。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

余震

初めの大きい地震に引き続いて,その震源周辺に起こる規模の小さい地震の総称。大きい地震ほど余震の回数が多く,余震の起こる地域も広い。余震域の長径の長さは,地震断層の長さにほぼ対応している。マグニチュード...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android