熱運動(読み)ネツウンドウ

大辞林 第三版の解説

ねつうんどう【熱運動】

熱平衡の状態にある物体内でそれを構成する個々の原子・分子などの粒子が行う不規則・無秩序な微視的運動。

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精選版 日本国語大辞典の解説

ねつ‐うんどう【熱運動】

〘名〙 物質を構成する分子や原子の個々の不規則な運動。熱エネルギーの本質で、温度が高くなるほど激しく活発になる。〔からだと食物(1959)〕

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世界大百科事典内の熱運動の言及

【液体】より

…反対に,気体と液体の間の相転移では,一般に密度の大きな変化を伴うから,ここでは引力も重要な役目を果たしている。
[熱運動]
 ヘリウムを例外として,三重点より低い温度では安定な液体は存在しない。この事実は,液相を安定化するうえで分子の熱運動が本質的な役割を演じていることを物語っている。…

【統計力学】より

…これらの微小粒子は互いに力を及ぼしあいながら,非常に複雑な運動をしている。これを熱運動という。食塩結晶内の各イオンは1012~1013Hz程度にも及ぶ振動数で平衡点のまわりに振動しているし,空気中の窒素分子は450m/s程度の速さで飛行し,毎秒1010回くらい,他分子と衝突して進路を曲げる。…

【熱】より

…また固体でもその中の原子は乱雑なしかたで振動をしている。この乱雑な運動は熱運動と呼ばれ,温度が高いほど激しくなる。したがって他の条件が同じなら温度が高いほど物体のもつ内部エネルギーは大きい。…

※「熱運動」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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