精選版 日本国語大辞典 「熾盛光」の意味・読み・例文・類語
しじょう‐こうシジャウクヮウ【熾盛光】
- [ 1 ] 〘 名詞 〙
- ① 燃え上がるような光明(こうみょう)。
- ② 「しじょうこうほう(熾盛光法)」の略。
- [初出の実例]「季の御読経。しじゃうくゎうの御読経」(出典:枕草子(10C終)二九五)
- [ 2 ] 「しじょうこうぶっちょうにょらい(熾盛光仏頂如来)」の略。
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...