精選版 日本国語大辞典 「胎金両部」の意味・読み・例文・類語 たいこん‐りょうぶ‥リャウブ【胎金両部】 〘 名詞 〙 仏語。胎蔵界と金剛界との二部。密教の法門を理智の二法に分ける中で、胎蔵界は理をあらわし、金剛界は智をあらわす。胎金。金胎両部。[初出の実例]「尊勝寺被二建立一。同立二灌頂堂一。胎金両部灌頂隔年被レ行レ之」(出典:愚管抄(1220)二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例