胎金両部(読み)たいこんりょうぶ

精選版 日本国語大辞典 「胎金両部」の意味・読み・例文・類語

たいこん‐りょうぶ‥リャウブ【胎金両部】

  1. 〘 名詞 〙 仏語胎蔵界金剛界との二部密教法門を理智の二法に分ける中で、胎蔵界は理をあらわし、金剛界は智をあらわす。胎金金胎両部
    1. [初出の実例]「尊勝寺被建立。同立灌頂堂。胎金両部灌頂隔年被之」(出典愚管抄(1220)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android