爛然(読み)ランゼン

デジタル大辞泉 「爛然」の意味・読み・例文・類語

らん‐ぜん【×爛然】

[ト・タル][文][形動タリ]鮮やかにかがやくさま。
五彩―人をして其の宏麗荘厳に愕かしむ」〈柳北・航西日乗〉

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精選版 日本国語大辞典 「爛然」の意味・読み・例文・類語

らん‐ぜん【爛然】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 ひかりかがやくさま。燦然(さんぜん)。燦爛。
    1. [初出の実例]「眼甚(はなはだ)大に且つ円に、光耀爛然(ランぜん)人を射る」(出典随筆・孔雀楼筆記(1768)四)
    2. [その他の文献]〔漢書‐王莽伝・上〕

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普及版 字通 「爛然」の読み・字形・画数・意味

【爛然】らんぜん

かがやくさま。〔史記三王世家論賛〕然れども、三王を封立し、天子恭しく讓り、群臣義を守る。辭爛然として、甚だるべし。

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