爛然(読み)らんぜん

精選版 日本国語大辞典 「爛然」の意味・読み・例文・類語

らん‐ぜん【爛然】

〘形動タリ〙 ひかりかがやくさま。燦然(さんぜん)。燦爛。
随筆・孔雀楼筆記(1768)四「眼甚(はなはだ)大に且つ円に、光耀爛然(ランぜん)人を射る」 〔漢書‐王莽伝・上〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「爛然」の意味・読み・例文・類語

らん‐ぜん【×爛然】

[ト・タル][文][形動タリ]鮮やかにかがやくさま。
五彩―人をして其の宏麗荘厳に愕かしむ」〈柳北・航西日乗〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「爛然」の読み・字形・画数・意味

【爛然】らんぜん

かがやくさま。〔史記三王世家論賛〕然れども、三王を封立し、天子恭しく讓り、群臣義を守る。辭爛然として、甚だるべし。

字通「爛」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android