父島の捕虜殺害

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父島の捕虜殺害

現代史家秦郁彦はた・いくひこ氏やノンフィクション作家梯久美子かけはし・くみこ氏の著作によると、父島捕虜となった米兵の一部は本土へ送られたが、同島が米艦載機の猛襲で孤立する中、日本軍によって8人が殺害された。戦後グアムで行われた戦犯裁判では、殺害などを指示したとして中将ら5人が死刑になった。そのうち海軍大佐は「戦意高揚」のため殺害した捕虜の内臓を食べたと証言。裁判を「戦勝国の復讐ふくしゅう」と批判した。(共同)

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