日本歴史地名大系 「父賀志浦」の解説 父賀志浦ふかしうら 長崎県:佐世保市宮ノ村父賀志浦中世にみえる彼杵(そのき)庄内の地名。嘉暦四年(一三二九)七月三日の東福寺領肥前国彼杵庄文書目録(正慶乱離志裏文書)に父賀志浦とみえ、彼杵庄内の当浦で名寄帳が作成された。永和二年(一三七六)八月吉日の医王寺鐘銘(宮村神社旧蔵)に「彼杵庄内 父賀志村 宇都宮」とみえ、大旦那は駿河守藤原朝臣通景と記される。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by