父賀志浦(読み)ふかしうら

日本歴史地名大系 「父賀志浦」の解説

父賀志浦
ふかしうら

中世にみえる彼杵そのき庄内地名。嘉暦四年(一三二九)七月三日の東福寺領肥前国彼杵庄文書目録(正慶乱離志裏文書)に父賀志浦とみえ、彼杵庄内の当浦で名寄帳が作成された。永和二年(一三七六)八月吉日の医王寺鐘銘(宮村神社旧蔵)に「彼杵庄内 父賀志村 宇都宮」とみえ、大旦那は駿河守藤原朝臣通景と記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android