片場村(読み)かたばむら

日本歴史地名大系 「片場村」の解説

片場村
かたばむら

[現在地名]師勝町片場

高田寺たかだじ村の北にある。この村から西にかけて条里制の遺構がみられ、中世には高田保高田郷のうちであった。織田信雄分限帳に「五百貫文 いせき(井瀬木) かたば 林藤十郎」とみえる。寛文一一年(一六七一)には家数三三、男一二八人・女一〇六人(寛文覚書)。「徇行記」によれば田は一〇町八反余、畑は九町九反一畝余で、概高三四七石余のうち五四石余が藩士成瀬弥九郎の給知。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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