片屋村(読み)かたやむら

日本歴史地名大系 「片屋村」の解説

片屋村
かたやむら

[現在地名]武生市片屋町

丹生山地の一支脈と愛宕(あたご)山に挟まれた村で、枝村糠鍋(ぬかなべ)がある。建長二年(一二五〇)一一月日付九条道家惣処分状(九条家文書)に前摂政一条実経新御領として「越前国美賀野部庄」とあり、現在村域内に甕部(みかのべ)(糠鍋)の地名が残ることから、当地一帯をさすと考えられる。天正四年(一五七六)二月二一日付前田利家下代井上忠右衛門の除地状(光照寺文書)に「片屋村光照寺」と村名がみえる。慶長一一年(一六〇六)頃の越前国絵図に高一一四三・三五一石が記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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