片山豊(読み)カタヤマ ユタカ

20世紀日本人名事典 「片山豊」の解説

片山 豊
カタヤマ ユタカ

昭和・平成期の実業家 元・マルマン社長。



生年
大正9(1920)年1月6日

没年
平成9(1997)年3月18日

出生地
岡山県

学歴〔年〕
明治大学経営学科〔昭和17年〕卒

学位〔年〕
経済学博士

主な受賞名〔年〕
紺綬褒章〔昭和35年〕,国際アメリカン協会アカデミー賞〔昭和37年〕,アカデミア賞(日本学士会)〔昭和39年〕,科学技術庁長官賞科学技術振興功績者表彰〔昭和62年〕「重心指向に基づくゴルフクラブ製造技術の開発育成」

経歴
昭和17年日本水産入社。入社半年後に、経営方針を重役手紙で送りつけたなどのエピソードの持ち主で、三河島工場長を務めたのち、23年独立、マルマンの前身・日本特殊金工業を設立し、社長。以来、同社のほか、マルマンゴルフなどマルマングループ各社の社長として活躍。7年退任し、経営の第一線から退く。著書に「私はこうして事業をおこした」「実力主義の経営」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「片山豊」の解説

片山豊 かたやま-ゆたか

1920-1997 昭和後期-平成時代の経営者
大正9年1月6日生まれ。昭和17年日本水産にはいる。25年日本ゴールドメタル工業(現マルマン)を設立し,金めっき地金をあつかう。35年国産初のガスライターを発売して売り上げをのばし,以後,電子ライター,ICライターなどを開発した。平成9年3月18日死去。77歳。岡山県出身。明大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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