片峯村(読み)かたみねむら

日本歴史地名大系 「片峯村」の解説

片峯村
かたみねむら

[現在地名]二丈町上深江かみふかえ

石崎いしざき村の南西に位置し、北西河原かわばる村。古くは上深江と称したという(地理全誌)。寛文四年(一六六四)の肥前唐津藩主大久保忠職の領知目録(寛文朱印留)に村名がみえる。元禄国絵図では高七四二石余。領主変遷松末ますえ村と同じ。享保二年(一七一七)の中津藩領郷村帳に新片峯村と二村に分れていたとある。天保三年(一八三二)の中津藩領郷村高帳下書では高七四四石余(うち文化元年から同八年までの出高一石余)。旧高旧領取調帳では片峯村六三三石余・新片峯村一一一石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android