片平四号墳(読み)かたひらよんごうふん

日本歴史地名大系 「片平四号墳」の解説

片平四号墳
かたひらよんごうふん

[現在地名]東郷町門田

門田かどた集落の西側、大平おおひら山から南東に延びる一支脈上に分布する片平古墳群約四〇基のうちの一基。昭和四七年(一九七二)に発掘調査が実施され、古い形式の横穴式石室を埋葬主体とする古墳であることが明らかになり注目された。直径一五メートルの円墳で、石室は南南西に開口する。玄室は長さ二・七メートル、幅は入口部分で一・七メートル、奥壁部分で二・七メートルと梯形をなす。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android