精選版 日本国語大辞典 「片手綱」の意味・読み・例文・類語 かた‐たづな【片手綱】 〘 名詞 〙① 左右どちらか一方のたづな。[初出の実例]「手綱(たづな)のまがりをづんと切れて、弓(ゆん)手の片手綱(カタタヅナ)土にさがり馬の足に蹈(ふま)れけるを」(出典:太平記(14C後)三一)② 片手だけでたづなをとること。[初出の実例]「馬上にてかさをさすには、〈略〉片手綱に取りて、馬上にさすべきかさを弓手の方より寄せさせて」(出典:家中竹馬記(1511)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例