日本歴史地名大系 「片神戸村」の解説 片神戸村かたかんべむら 愛知県:渥美郡田原町片神戸村[現在地名]田原町六連(むつれ) 片神戸谷熊(やぐま)村の東南、長仙寺(ちようせんじ)村の西北に位置する。現在六連に含まれる片神戸・百々(どうどう)・長仙寺の三ヵ村は天正一四年(一五八六)酒井氏が領し、同一八年池田氏の吉田藩領となり、天保二年(一八三一)に幕府領となり、同九年再び吉田藩領に編入された。明治一一年(一八七八)数原(かずはら)新田・百々村・浜田(はまだ)村・久美原(ぐみわら)村・長仙寺村と合併して六連村となる。当村に明治六年頃から一〇年間余私塾を開いた儒学者阿保廸斎(唯四)の邸があり、現在邸宅跡に記念碑が立っている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by