長仙寺村(読み)ちようせんじむら

日本歴史地名大系 「長仙寺村」の解説

長仙寺村
ちようせんじむら

[現在地名]田原町六連むつれ 長仙寺

片神戸かたかんべ村と小路を隔てた東の村。村名は古来長仙寺領であったところから付けられた。しじみ川の上流丘陵の間にある。「神鳳鈔」に上谷かみがや御厨とあるのは、この地である。天平一八年(七四六)長仙寺堂塔建立以来、全村および近郷が長仙寺領であったが、寺の衰退とともに分散し、寛永六年(一六二九)公田となり、寛文四年(一六六四)田原藩の三宅氏領になった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 シジミ 上谷

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む