片貝三ヵ山(読み)かたかいさんがさん

日本歴史地名大系 「片貝三ヵ山」の解説

片貝三ヵ山
かたかいさんがさん

片貝谷に位置する黒谷(くろだに)村・山女(あけび)村・平沢(ひらさわ)村の総称。寛永一八年(一六四一)それまで松倉(まつくら)村領で木地を伐り出していた木地師らは、木地がなくなったため山女・平沢・黒谷の三ヵ山での自由な採木と四軒の家を構えて居住することを許され、年間一八〇匁の役銀の上納を命ぜられた(「木地伐出許可並木地役銀申渡書」下新川郡史稿)。木地師は平沢村に住み、その地は木地平(きじだいら)とよばれたが、この地に木地がなくなると、享和(一八〇一―〇四)頃に棚山(たなやま)(現朝日町)へ移住していったという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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