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片馬合村(読み)かたませむら

日本歴史地名大系 「片馬合村」の解説

片馬合村
かたませむら

[現在地名]金成町有馬ありま

有壁ありかべ村の西に位置し、村を有馬川が東流する。上片馬合と下片馬合に分れ、南西赤児あかつご村、北は下黒沢しもくろさわ(現岩手県一関市)と接する。東を奥州街道、西端をかみ街道が通り一関いちのせき宿(現同上)に至る。正保郷帳に田三五貫六四〇文・畑三貫一二一文とあり、小松山と注され、ほかに新田二貫七七〇文。「安永風土記」によれば、一関藩領で、田五三貫一三四文・畑六貫七九文。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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