牛歯化(読み)ぎゅうしか(その他表記)taurodontism

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「牛歯化」の意味・わかりやすい解説

牛歯化
ぎゅうしか
taurodontism

主として臼歯の形成の際に,歯根が下方で融合することにより歯髄腔が大きくなる現象をさす。これは一般的に歯冠部を大きくして歯の強い咬耗に耐えようとする適応と考えられ,歯を酷使するエスキモー,サン族などに多くみられる。また古い時代の人類に顕著であり,特に典型的ネアンデルタール人において著しく発達している。多分に遺伝的形質であるといわれる。

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