牛網村(読み)うしあみむら

日本歴史地名大系 「牛網村」の解説

牛網村
うしあみむら

[現在地名]鳴瀬町牛網

鳴瀬川の河口付近の東岸に位置し、旭山あさひやま丘陵南方にあたるため比較的平地が多い。北方に牛網池がある。また石巻いしのまき街道が東西に通るほか、南西浜市はまいち村、鳴瀬川河口に至る道がある。「安永風土記」によると、村名は漁師海辺まで魚網を牛に積んで運搬したことによるという。正保郷帳に村名がみえ、田三一貫九八六文・畑二貫一一六文で旱損と注され、ほかに新田一八貫七八二文。前掲風土記によると田五七貫一四二文・畑六貫六五〇文で蔵入三七貫四〇二文。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 開基 石巻

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む