デジタル大辞泉 「牛車の宣旨」の意味・読み・例文・類語 ぎっしゃ‐の‐せんじ【▽牛車の宣旨】 親王・摂関家などが牛車に乗ったまま宮中の建礼門まで入ることを許す旨を記した宣旨。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「牛車の宣旨」の意味・読み・例文・類語 ぎっしゃ【牛車】 の 宣旨(せんじ) 親王、摂関家などが、牛車に乗ったまま、宮中の建礼門まではいることを許す旨を記した宣旨。[初出の実例]「入夜行成朝臣来弔、左大臣牛車之宣旨」(出典:小右記‐正暦元年(990)七月一六日) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の牛車の宣旨の言及 【牛車】より …構造や装飾の違いにより多くの呼称があり,乗る人の位階・家柄や公私用の別などによって用いる車の種類が定まっていた。宮城内に車を乗り入れることは禁じられていたが,〈牛車の宣旨(せんじ)〉を賜って許可された者は特別に車に乗って宮城門を出入りできた。装飾が華美に過ぎたり身分の下の者が乗用したりすることがあったので,しばしば過差禁止の対象となり禁令が出された。… ※「牛車の宣旨」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by