牛館村(読み)うしだてむら

日本歴史地名大系 「牛館村」の解説

牛館村
うしだてむら

[現在地名]青森市牛館

あら川を挟んで八ッ役やっやく村の南側にある。正保二年(一六四五)の津軽知行高之帳の田舎いなか郡の新田に高八五・九二石とあり、寛文四年(一六六四)の高辻帳に高一五三・一石とある。貞享四年(一六八七)検地帳に田方一七町四反六畝一二歩、畑方三町五反五畝一六歩、田畑屋敷合せて二一町一畝二八歩、村高一四八・九三八石とある。元禄三年(一六九〇)には浦町組に属し、村位は中である(平山日記)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android