牡鹿町(読み)おしかちよう

日本歴史地名大系 「牡鹿町」の解説

牡鹿町
おしかちよう

面積:七二・七四平方キロ

牡鹿半島の突端に位置し、北は石巻いしのまき市・女川おながわ町に接し、他の三方は海に囲まれ、海岸はリアス海岸で、また網地あじ島・金華山きんかさんなどの島を有する。町域内は山岳地帯が多く、総面積の七二パーセントが山林である。昭和三五年(一九六〇)五月二四日、チリ地震津波により家屋全壊一戸・半壊六戸・床上浸水二二五戸・床下浸水一三〇戸、死者一人の被害を出した。同四六年牡鹿コバルトラインが開通し、捕鯨の町鮎川浜あゆかわはまや金華山を訪れる観光客が期待されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android