牧守(読み)ボクシュ

デジタル大辞泉 「牧守」の意味・読み・例文・類語

ぼく‐しゅ【牧守】

《古代中国で、州の長官を牧、郡の長官を守といったところから》地方の長官。

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精選版 日本国語大辞典 「牧守」の意味・読み・例文・類語

ぼく‐しゅ【牧守】

  1. 〘 名詞 〙 ( 古代中国で、州の長官を牧、郡の長官を守といったところから ) 地方の長官。州の長官。
    1. [初出の実例]「日本麗城三百州。就中陸奥最難柔。〈略〉時々牧守。不劉。自古将軍。悉啾啾」(出典性霊集‐一(835頃)贈野陸州歌)
    2. [その他の文献]〔漢書‐王莽伝下〕

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普及版 字通 「牧守」の読み・字形・画数・意味

【牧守】ぼくしゆ

地方の長官。〔漢書方進伝〕陳咸・朱~の如き、皆京師の世家にして、材能を以て少(わか)くして牧守列(へ)、名を當世に知らる。而して方は特立後、十餘年宰相に至り、法に據りて以て咸等を彈じ、皆之れを罷(はいたい)す。

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