世家(読み)セイカ

デジタル大辞泉の解説

せい‐か【世家】

昔、中国で、一定の地位や俸禄を世襲していた家柄。
1の名家の家系を記録したもの。「史記」のものが有名。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

せいか【世家】

昔、中国で、ある特典をもち、世襲した家柄。諸侯の類。
紀伝体歴史の分類の一。諸侯など、世襲の家柄の記録。 → 本紀列伝

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の世家の言及

【史記】より

…その次には,本紀と表が政治史に傾きすぎた欠を補って,儀礼,制度,音楽,天文,暦法,祭祀,治水問題,経済政策など,文化のさまざまなジャンルに関する概観を8巻の〈書〉にまとめて示す。その次には,諸侯の国々の歴史を30巻の〈世家(せいか)〉として記述し,さらに,さまざまな面で人間としての意味を歴史に刻印した多くの人物の伝記を70巻の〈列伝〉において叙述した。この列伝の中には,匈奴や西域諸国をはじめ,当時に知られたかぎりの諸外国や異民族に関する地誌,歴史,民俗なども記述されており,最後の列伝第70〈太史公自序〉において,このような総合的・体系的世界史を書くにいたった意図が述べられる。…

※「世家」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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