物嘆(読み)ものなげかし

精選版 日本国語大辞典 「物嘆」の意味・読み・例文・類語

もの‐なげかし【物嘆】

  1. 〘 形容詞シク活用 〙 ( 「もの」は接頭語 ) 何となく不満でため息が出るようなさまである。
    1. [初出の実例]「秋はわが心のつまにあらねども物なけかしき比にもあるかな」(出典:歌仙本貫之集(945頃)五)

物嘆の派生語

ものなげかし‐げ
  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙

物嘆の派生語

ものなげかし‐さ
  1. 〘 名詞 〙

もの‐なげき【物嘆】

  1. 〘 名詞 〙 心配。苦労。悲しみ。
    1. [初出の実例]「公家・私今の物なげきにして、しづ心なし」(出典:栄花物語(1028‐92頃)浦々の別)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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