特火点(読み)トッカテン

デジタル大辞泉 「特火点」の意味・読み・例文・類語

とっ‐かてん〔トククワテン〕【特火点】

トーチカのこと。旧日本陸軍で用いた語。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「特火点」の意味・読み・例文・類語

とっ‐かてんトククヮテン【特火点】

  1. 〘 名詞 〙 戦場で、コンクリートなどで堅固に構築し内部銃火器などを備えた防御地点。トーチカ。
    1. [初出の実例]「彼方此方へ動かして繋ぎ合せたり積み重ねたりして堡塁や特火点を作り」(出典:細雪(1943‐48)〈谷崎潤一郎〉中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android