デジタル大辞泉 「特牛の」の意味・読み・例文・類語 こというし‐の〔ことひうし‐〕【▽特牛の】 [枕]特牛が租米を屯倉みやけに運ぶところから、地名の「みやけ(三宅)」にかかる。「―三宅の潟かたにさし向かふ」〈万・一七八〇〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「特牛の」の意味・読み・例文・類語 こというし‐のことひうし‥【特牛の】 枕 こというしが貢物を屯倉(みやけ)に運ぶというところから「屯倉(みやけ)」と同音の地名「三宅(みやけ)の潟(かた)」にかかる。[初出の実例]「牡牛乃(ことひうしノ) 三宅の潟に さし向かふ 鹿島の崎に さ丹(に)塗りの 小舟を設(ま)け」(出典:万葉集(8C後)九・一七八〇) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例