犬も朋輩鷹も朋輩(読み)イヌモホウバイタカモホウバイ

デジタル大辞泉 「犬も朋輩鷹も朋輩」の意味・読み・例文・類語

いぬ朋輩ほうばいたか朋輩ほうばい

鷹狩りで、犬と鷹は違った待遇を受けるが、同じ主人に仕える同僚である。役目地位が違っていても、同じ主人に仕えれば同僚であることに変わりはないことのたとえ。

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精選版 日本国語大辞典 「犬も朋輩鷹も朋輩」の意味・読み・例文・類語

いぬ【犬】 も 朋輩(ほうばい)(たか)も朋輩(ほうばい)

  1. ( 狩猟用の犬と鷹とは、その受ける待遇は違っていても、同じ主人を持つ仲間であるというところから ) 役目や地位に違いがあっても、同じ主人を持てば同僚であることに変わりはないの意にいう。
    1. [初出の実例]「かふいふ我も御扶持人、犬もはうばいたかもはうばい」(出典:浄瑠璃・賀古教信七墓廻(1714頃)一)

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ことわざを知る辞典 「犬も朋輩鷹も朋輩」の解説

犬も朋輩鷹も朋輩

狩猟用の犬と鷹とは、その受ける待遇は違っていても、同じ主人を持つ仲間である。役目や地位に違いがあっても、同じ主人を持てば同僚であることに変わりはないというたとえ。

[使用例] お前さんは光井さんと心安いようではあるし、犬も朋輩、鷹も朋輩、いわば朋輩同士のことだから、なんとかわたしに手伝って、そのお鷹を早く見つけ出す工夫をしてくれませんか[岡本綺堂半七捕物帳―鷹のゆくえ|1923~25]

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