デジタル大辞泉 「犬薄荷」の意味・読み・例文・類語 いぬ‐はっか〔‐ハクカ〕【犬薄荷】 シソ科の多年草。高さ50~100センチで、角柱形の茎は白い毛におおわれる。葉は心臓形で鋸歯きょしがあり、香りがよいためハーブとして使用される。筑摩ちくまはっか。猫に与えるとマタタビのような効果をもたらすため、キャットニップ(猫の噛むもの)ともよばれる。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「犬薄荷」の意味・読み・例文・類語 いぬ‐はっか‥ハクカ【犬薄荷】 〘 名詞 〙 シソ科の多年草。ヨーロッパ、西アジア、中国、朝鮮の原産で、長野県北部の山野に帰化している。高さ五〇~一〇〇センチメートル。茎は角柱形で、全体に細かい白毛が密生。葉は長さ三~六センチメートル、幅二~三・五センチメートルの卵状心臓形で、縁にとがった鋸歯(きょし)がある。夏、茎の先に短い穂を出し、白紫色の唇形の花を密集する。ちくまはっか。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例