木天蓼(読み)マタタビ

デジタル大辞泉 「木天蓼」の意味・読み・例文・類語

またたび【木=天=蓼】

マタタビ科の落葉性の蔓植物つるしょくぶつ。山地に自生。葉は広卵形で互生し、上部についた葉は白変する。夏、梅に似た白い花を下向きにつけ、なつうめともいう。実は長楕円形で先がとがり、黄色に熟す。実を塩漬けや果実酒に用い、漢方では実の虫こぶを鎮痛薬にする。また、猫が好み、特有の興奮をもたらすマタタビラクトンを含有。同じ科にはサルナシ・キウイフルーツなども含まれる。《季 花=夏 実=秋》「―や花散る岩のたまり水/麦南」

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関連語 蔓植物 名詞

精選版 日本国語大辞典 「木天蓼」の意味・読み・例文・類語

またたび【木天蓼】

  1. 〘 名詞 〙 サルナシ科のつる性落葉木本。各地の山地に生える。葉は互生して柄をもち、葉身は広卵形で縁に細鋸歯(きょし)があり、長さ六~一六センチメートル、花期には上面の一部が白くかわる。初夏、葉腋から梅の花に似た白い五弁花が垂れ下がって咲き、なつうめともいう。果実は長さ約三センチメートルの卵状長楕円形で黄色に熟す。漢方では果実を乾燥したものを木天蓼(もくてんりょう)といい、中風・リウマチの薬に用いる。若葉は食べられワサビに似た味がする。またこの植物は猫が好み、猫の万病に効くといわれる。漢名、木天蓼。わたたび。「猫に木天蓼」の諺もある。《 季語・秋 》

▼またたびの花 《 季語・夏 》 〔本草色葉抄(1284)〕


き‐またたび【木天蓼】

  1. 〘 名詞 〙 植物「またたび(木天蓼)」の古名。〔和漢三才図会(1712)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「木天蓼」の解説

木天蓼 (マタタビ・キマタタビ)

学名:Actinidia polygama
植物。サルナシ科の落葉つる植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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