犬間村(読み)いぬまむら

日本歴史地名大系 「犬間村」の解説

犬間村
いぬまむら

[現在地名]本川根町犬間

奥泉おくいずみ村の北東大井川が大きく東西に湾曲する中流右岸にある。遠江国榛原郡のうち。寛永一六年(一六三九)千頭せんず村より分村した(「御尋ニ付上書」森家文書)正保郷帳によると畑方永一貫六六六文、幕府領。元禄郷帳では高三五石余、幕府領(国立史料館本元禄郷帳)。享保郷村高帳・旧高旧領取調帳でも幕府領。万治元年(一六五八)の年貢皆済目録(大石家文書)によれば、鐚八貫六八八文、ほかに鳥黐一桶代金一分。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む