精選版 日本国語大辞典 「狂死」の意味・読み・例文・類語 くるい‐じにくるひ‥【狂死】 〘 名詞 〙 気が狂って死ぬこと。また、狂ったようにもだえ苦しみながら死ぬこと。きょうし。[初出の実例]「自は腹舁破り、仏の御頸に取進て、狂死に死なんと存」(出典:神道集(1358頃)六)「一緒に狂ひ死にさせねば置かぬと云ふやうに見えた」(出典:煤煙(1909)〈森田草平〉三一) きょう‐しキャウ‥【狂死】 〘 名詞 〙 気が狂って死ぬこと。狂い死に。〔布令字弁(1868‐72)〕[初出の実例]「思ひ出しても情ない、謂はば狂死(キョウシ)をしたのだね」(出典:われから(1896)〈樋口一葉〉二)[その他の文献]〔漢書‐五行志上〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例