狄踰嶺山脈(読み)てきゆれいさんみゃく

日本大百科全書(ニッポニカ) 「狄踰嶺山脈」の意味・わかりやすい解説

狄踰嶺山脈
てきゆれいさんみゃく / チョクユリョンサンメェク

朝鮮の北部中央から南走している狼林(ろうりん)山脈中の小白山から、西南西方向をとり黄海(朝鮮半島では西海とよぶ)に向かう山脈。山脈は長さ250キロメートル、高さ800~1500メートル。山体は花崗片麻(かこうへんま)岩で、鴨緑江(おうりょくこう)や清川(せいせん)江によって侵食された結果、山脈が南北に屈曲されている。

[魚 塘]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む