独坐(読み)どくざ

精選版 日本国語大辞典 「独坐」の意味・読み・例文・類語

どく‐ざ【独坐・独座】

  1. 〘 名詞 〙 ただひとりですわっていること。孤坐
    1. [初出の実例]「聾者の如く瘂者の如くにして、常に独坐を好むなり」(出典:正法眼蔵随聞記(1235‐38)六)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐宣秉伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「独坐」の読み・字形・画数・意味

【独坐】どくざ

独りすわる。唐・王維〔竹里館〕詩 獨り坐す、幽篁(いうくわう)の裏(うち) 琴を彈じ、復た長嘯(ちやうせう)す 深林、人知らず 來つて相ひ照らす

字通「独」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android