
(とく)の声がある。〔説文〕十上に「犬相ひ得て鬥(たたか)ふなり」(段注本)とし、「羊を群と爲し、犬を獨と爲す」とするが、犬も群集を性とするものである。蜀は牡獣の象形。虫の部分は性器。牝獣を尾といい、尾と蜀と相連なることを屬(属)という。牡器を縊取(いしゆ)して去勢するを
(けん)、
(たく)して去勢することを
(たく)という。これらの字形を以ていえば、獨とは牡獣。牡獣は群を離れていることが多い。〔孟子、梁恵王下〕に「老いて子無きを獨と曰ふ」とあり、また人の孤独の意に用いる。
kは声義近く、特も単独の意。徒da、但dan、直di
kも声近く、いずれも副詞として通用する。
▶・独眼▶・独雁▶・独騎▶・独脚▶・独居▶・独吟▶・独見▶・独言▶・独戸▶・独固▶・独語▶・独行▶・独坐▶・独子▶・独視▶・独自▶・独酌▶・独手▶・独秀▶・独宿▶・独処▶・独唱▶・独笑▶・独身▶・独寝▶・独酔▶・独
▶・独是▶・独成▶・独醒▶・独絶▶・独占▶・独擅▶・独専▶・独善▶・独創▶・独造▶・独存▶・独断▶・独知▶・独釣▶・独鳥▶・独直▶・独適▶・独店▶・独得▶・独夫▶・独闢▶・独舗▶・独木▶・独門▶・独夜▶・独侑▶・独遊▶・独謡▶・独楽▶・独攬▶・独立▶・独柳▶・独慮▶・独梁▶・独力▶・独輪▶・独歩▶
独・
独・孤独・慎独・専独・単独・抱独・幽独・
独出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...